目でみることばblog

ことば探検プロジェクト

今日から神保町の東京堂書店カフェスペースで写真展が始まります

今日から、東中野店に続き神保町の東京堂書店カフェスペースで『目でみることば』の写真展が始まります。

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昨晩、設営に行ったのですが、落ち着いた雰囲気のいい展示にできました。

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東京堂の神保町店は「日本一の書店」と推す方もおられる本好きのツボを押さえた品揃えが魅力のとてもいい書店さんです。またカフェも落ち着いていてフリーWi-Fiも使えるとても使い勝手がいいお店です。ぜひ足を運んでみてください。

明日『目でみることば2』が「スッキリ!!」で紹介されます!

突然ですが、明日(2013年12月3日)『目でみることば2』が、NTV系の情報番組「スッキリ!!」で紹介されます。テリー伊藤さんの「スッキリ!!TIMES」というコーナーで、時間はだいたい10:00ごろからだそうです。

前回の『目でみることば』に引き続き紹介していただけるとのこと。ありがとうございます!「スッキリ!!」では、前回もとてもわかりやすく紹介してもらって今回も楽しみです。お時間ある方、ぜひご覧くださいませ。

世田谷にある「田舎テーマパーク」次大夫堀公園民家園

『目でみることば2』で「管を巻く」ということばを紹介していますが、この語源となったのが、こんな「糸車」。

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これを撮影させていただいたのが、世田谷区にある「次大夫堀公園民家園」なのですが、ここが素敵な田舎テーマパークとも言うべきところなのでご紹介しておきます。

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園内には、こんな古民家があって、糸作りや機織りの作業を見学することができます。

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木挽きなんかもやっておられて、どれも本格的。

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養蚕も園内で行なわれています。

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麦畑もありました。園内には、小川も流れていて、子どもがザリガニ釣りもできるのだとか。都内に、こんな素敵な場所があるのかと思える素敵な次大夫堀公園。機会があれば一度足を運んでみてください。

明日から東中野の東京堂書店内カフェで「目でみることば写真展」開催

「目でみることば写真展」が開催されます!

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お近くにお立寄の際には、覗いてみてください。日程は以下です。
東京堂書店 東中野店 カフェスペースにて
http://www.tokyodoshoten.co.jp/floor/higashinakano/
2013年11月25日〜2014年1月8日まで

東京堂書店 神保町店 1F カフェスペースにて
http://www.tokyodoshoten.co.jp/floor/
2013年12月3日〜2014年1月5日まで
*どちらもカフェスペースですので、ドリンクなどお求めの上、ご覧ください。

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さきほど東中野の設営を終えて帰ってきたのですが、なかなかいい感じに仕上がりました^^ この東中野の東京堂書店にあるカフェは、窓から電車も見える開放感のある空間で、美味しいドリンクとフードが楽しめるうえ、フリーWi-Fiも飛んでいて、駅に直結という素晴らしいお店です。

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是非、一度足を運んでみてください。お茶しながらの『目でみることば』なかなかいいと思いますよ〜。

『目でみることば2』は11月23日発売!

『目でみることば』の第二弾が、いよいよ今週の土曜日、23日に発売になります。

タイトルは、そのままズバリ『目でみることば2』。

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本作に収録されていることばは、以下の40個になります。
1 礎/2 一世を風靡する/3 芋づる式/4 おけらになる/5 片棒を担ぐ/6 葛藤/7 金に糸目を付けない/8 亀裂/9 銀ブラ/10 管を巻く/11 ぐれる/12 けりを付ける/13 興奮の坩堝/14 弘法も筆の誤り/15 虎視眈々/16 栞/17  シカトする/18  ジグザグ/19  しっぺ返し/20  指南/21  順風満帆/22  関の山/23  醍醐味/24  台無し/25  タニマチ/26  ちやほや /27  ちょっかいを出す/28  蟷螂の斧/29  途轍もない/30  丼勘定/31  長いものには巻かれろ/32  七転び八起き/33  根回し/34  バロメーター/35  ぶっきらぼう /36  へそくり/37  三行半/38  紋切り型/39  山笑う/40  レンズ 
今回もこだわったのは「すべて自分たちの目でみて撮ること」。借り物の写真は使わず、すべて足を運んで撮ったものです。「順風満帆」というのは、茨城県の霞ヶ浦で伝統的に行なわれている「帆引き船」を、「関の山」というのは、三重県の関宿で行なわれている祭りの山車を撮ったものです。どちらも本作のなかでは見所となる山出カメラマンの力作ですので、ぜひご覧ください。言葉的には「けりを付ける」や「銀ブラ」などは、きっと意外な由来に驚くと思います。

そんな見て楽しい、読んで楽しい40作になっています。

前作同様、写真と簡潔なコラムで構成しており、パラパラとめくるだけでも、日本語の魅力が発見できるかと思います。今作も評判がよければ、パート3も作ろうと意気込んでいますので、是非ともよろしくお願いいたします!

 

目でみることば 2

目でみることば 2

 

 

 

「どうしてそんな言葉を使わなくちゃいけないの?」

週刊文春』の10月24日号で、伊集院静さんが「ことば」について、いいことを書いておられたので、メモしておきます。

《子供たちが間違った日本語を使っていると思えば、そのたびごとに注意することだ。〝鉄は熱いうちに打て〟と言うように、子供の時に覚えた言葉遣いは生涯忘れることはないものだ。「どうしてそんな言葉を使わなくちゃいけないの?」と子供が訊いたら「それはあなたが日本人である証しなの。今はわからなくても、大人になったら、その言葉遣いを身につけておいて良かったという時が必ず来ますから」と答えてやるんだね。

母国語というものは、その国の精神的支柱の根源にあるものだから。人間としての尊厳、誇り、慈愛といったものはすべてきちんとした言葉の中から生まれ、成長していくものだから。》

言葉というのは、単なる意思疎通のツールではないと、よく思う。言葉がないと、思考できない。言葉がないと概念がない。言葉はいろんなものの源なのです。

「プレッシャーバトル」で出題されます

『目でみることば』が、明日クイズ番組に使われます。7月11日、19時〜の毎日放送「プレッシャーバトル」という浜ちゃんが司会の番組。どういう風に取り扱われるのかよくわかりませんが、お時間ある方、見てやってください^^

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写真は、現在、快調に進めているパート2の撮影の一コマ。車で走っていると「ああいうのを山笑うって言うんだっけ?」と山出カメラマンが撮影した風景を撮ったもの。このように山が色づき明るい感じを、季語で「山笑う」というのでした。本で取り上げるか未定ですがなかなかよい景色でした。

目でみることば

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