ことばのスポット
人の指摘がズバリその通りであることを「図星」といいますが、これは弓の的の黒い部分を指します。この図星、最初はオモチャ屋で買った的を撮影しようかと思っていたのですが「やはり本物を撮りたい」と探し求め、ついに撮ることができました。『目でみるこ…
『目でみることば』でも触れましたが、仁王像や狛犬、シーサーなど対になっている像は、その口が開いているものと閉じているもののセットになっています。これが「阿吽の呼吸」というものを体現しているのですが、竹富島のシーサーは対ではなく、昔から一体…
人気があってあちこちから引き合いがあることを意味する「引っ張りだこ」。この言葉の由来となったのは、蛸を干している姿にあるといいます。これは是非とも撮りたいと、いろいろ調べると、愛知県にある日間賀島というところが、引っ張りだこの名産地である…
『目でみることば』を読んだお友達がこんなメールをくれました。 最近(でもなく昔から?)雑学ブームみたいな感じじゃないですか。 男って雑学好きで、女の子に「うだつが上がらないのうだつってね…」 なんて聞きかじった知識を披露したりしがちですけど、 …
陰から人を操ることを意味する「差し金」とは、もともと「人形を操るために使う鉄の棒」や「歌舞伎で先端に蝶や小鳥などを付けた黒塗りの細い竿」のことでした。 この「差し金」の撮影に、ご協力いただいたのが、人形劇団プークのみなさんでした。 こちらが…
「偉大な業績」を意味する「金字塔」ということば、もともとピラミッドを横から見ると「金」の字に見えることに由来しています。というわけで、『目でみることば』でも金字塔を紹介したいと思ったのですが、さすがにエジプトまで行くのは無理。じゃ、どうす…