目でみることばblog

ことば探検プロジェクト

明日「スッキリ!!」と「毎日新聞」で紹介

明日2月19日の火曜日、日テレの『スッキリ!』で『目でみることば』を紹介していただけることになりました。お時間あるかた見てくださいませ。テリー伊藤の「スッキリ!TIME」というコーナーのようで、10時頃からだとか。天才テリー伊藤さんが褒めてく…

辻褄を合わせる〜本に載せなかったことば〜

『目でみることば』で、撮影はしたものの掲載見送りにした案件がいくつかあります。そのひとつが「辻褄を合わせる」。「筋道が通るようにする。理屈を合わせる。」といった意味の言葉ですが「辻褄って何?」と聞かれてもなかなかわからないですよね。これは…

剣が峰

山出カメラマンが機上から「剣が峰」を撮ってくれました。 「剣が峰」とは「余裕のない、ぎりぎりの状態」を意味しますが、もともとは火山の噴火口の周縁。特に、富士山のものを指すことばでした。 「カメラが手元になくてiPhoneで撮った」とのことでしたが…

『SPA!』で紹介していただきました。

『目でみることば』を、週刊『SPA!』で紹介していただきました。 《「試金石」という言葉の意味は皆知っているが、ではそれはどんな石なのか?と聞かれてイメージできる人は少ない。本書では「うだつ(が上がらない)」「差し金」「図星」「互角」など、読む…

「蜜月」の語源

語源が想像できないことばのひとつに「蜜月」があります。 こんな風に使いますよね。意味は、辞書にはだいたいこう出ている。 《蜜月……1 結婚して間もないころ。ハネムーン。2 親密な関係にあること。「両派の―時代」》 意味に驚きはないですが、語源とし…

SUNDAY FLICKERSのポッドキャスト配信

2月10日の日曜日に出演させていただいたラジオ「SUNDAY FLICKERS」の出演部分がポッドキャスト配信されたので、お知らせです。http://www2.jfn.co.jp/sunday/podcast.html 上記の2013年2月10日放送分《「一之輔のそこがしりたい」“「目で見ることば」の著…

クイズ 何の花でしょう?

今日はクイズです。これは何の花でしょう? ヒントは『目でみることば』の取材のときに撮ったものです。 わかりました? 答えは……「うど」でした! 今回、うどの取材に伺ったのは、東京・立川市にある「山下農園」さん。うどは、東京発祥の東京野菜なんです…

図星を撮った「東京武道館」

人の指摘がズバリその通りであることを「図星」といいますが、これは弓の的の黒い部分を指します。この図星、最初はオモチャ屋で買った的を撮影しようかと思っていたのですが「やはり本物を撮りたい」と探し求め、ついに撮ることができました。『目でみるこ…

明日、ラジオ「SUNDAY FLICKERS」でお話します。

明日、ラジオ「SUNDAY FLICKERS」で、『目でみることば』の話をします。 放送時間:毎週日曜日AM6:00-AM8:30 オフィシャルサイト: http://www2.jfn.co.jp/sunday/ 放送局:JFN系全国12局ネット:青森、群馬、栃木、長野、福…

竹富島のシーサー

『目でみることば』でも触れましたが、仁王像や狛犬、シーサーなど対になっている像は、その口が開いているものと閉じているもののセットになっています。これが「阿吽の呼吸」というものを体現しているのですが、竹富島のシーサーは対ではなく、昔から一体…

「引っ張りだこ」の聖地・日間賀島

人気があってあちこちから引き合いがあることを意味する「引っ張りだこ」。この言葉の由来となったのは、蛸を干している姿にあるといいます。これは是非とも撮りたいと、いろいろ調べると、愛知県にある日間賀島というところが、引っ張りだこの名産地である…

竹富島の互角

取材で竹富島に行った山出カメラマンが、現地の「互角」を撮影してきてくれました。 ドーン!なんかちょっとオリエンタルというか西洋というか、和牛にはないテイストの角ですね。 『目でみることば』でも書きましたが、互角の語源となっている角が生えた牛…

うだつを見に行こう!

『目でみることば』を読んだお友達がこんなメールをくれました。 最近(でもなく昔から?)雑学ブームみたいな感じじゃないですか。 男って雑学好きで、女の子に「うだつが上がらないのうだつってね…」 なんて聞きかじった知識を披露したりしがちですけど、 …

人形劇団プーク

陰から人を操ることを意味する「差し金」とは、もともと「人形を操るために使う鉄の棒」や「歌舞伎で先端に蝶や小鳥などを付けた黒塗りの細い竿」のことでした。 この「差し金」の撮影に、ご協力いただいたのが、人形劇団プークのみなさんでした。 こちらが…

日本最大のピラミッドは山々に囲まれていました

「偉大な業績」を意味する「金字塔」ということば、もともとピラミッドを横から見ると「金」の字に見えることに由来しています。というわけで、『目でみることば』でも金字塔を紹介したいと思ったのですが、さすがにエジプトまで行くのは無理。じゃ、どうす…

コロンブスの卵

「目でみることば」では「コロンブスの卵」ということばを紹介しています。 これは新大陸を発見したコロンブスに対して「船を西に進めれば誰でも発見できた」と揶揄する人間がいたときの説話がその由来になっています。 これに対してコロンブスは「ならこの…

「互角」の語源を、上野動物園で見よう!

「互角」(意・互いの力が拮抗している)ということばがあります。 このことばの語源が「両側に伸びる牛の角の長さが同じであること」と知り、それは是非とも写真に撮って『目でみることば』に掲載したいと思いました。しかし、この角がある牛を探すのに、大…

「目でみることば」は、こんな本です

2月4日に東京書籍より『目でみることば』という写真集が発売されます。このブログでは、この本に関する情報と、「ことば」について考える「ことば探検プロジェクト」の活動報告をしていきます。 「目でみることば」は、簡単にいえば、こんな本です(以下Am…