「うだつが上がらない」の語源となった「うだつ」は、隣家との間に付ける小さな柱(壁)のこと。これを付けるには相応のお金がかかるので、うだつがない家は家計が苦しいことの暗示につながり「うだつが上がらない」=「生活が苦しい」という意味で用いられるようになりました。このうだつ、今ではほとんど見られなくなりましたが、岐阜県の美濃市は「うだつの上がる町並み」として、このうだつを町のPRに使っています。
こんなうだつが上がった家屋が、幾棟かあります。中にはこんな変わったものも。
これはなんと公衆トイレ。おそらく日本で唯一のうだつの上がった公衆トイレでしょう。
あと、こんな「うだつくん」アイテムも! 僕たちが取材に行ったときは会えなかったのですが、いつかうだつくんに会いたいなーと思っているのでした。