『目でみることば』の第二弾が、いよいよ今週の土曜日、23日に発売になります。
タイトルは、そのままズバリ『目でみることば2』。
本作に収録されていることばは、以下の40個になります。
1 礎/2 一世を風靡する/3 芋づる式/4 おけらになる/5 片棒を担ぐ/6 葛藤/7 金に糸目を付けない/8 亀裂/9 銀ブラ/10 管を巻く/11 ぐれる/12 けりを付ける/13 興奮の坩堝/14 弘法も筆の誤り/15 虎視眈々/16 栞/17 シカトする/18 ジグザグ/19 しっぺ返し/20 指南/21 順風満帆/22 関の山/23 醍醐味/24 台無し/25 タニマチ/26 ちやほや /27 ちょっかいを出す/28 蟷螂の斧/29 途轍もない/30 丼勘定/31 長いものには巻かれろ/32 七転び八起き/33 根回し/34 バロメーター/35 ぶっきらぼう /36 へそくり/37 三行半/38 紋切り型/39 山笑う/40 レンズ
今回もこだわったのは「すべて自分たちの目でみて撮ること」。借り物の写真は使わず、すべて足を運んで撮ったものです。「順風満帆」というのは、茨城県の霞ヶ浦で伝統的に行なわれている「帆引き船」を、「関の山」というのは、三重県の関宿で行なわれている祭りの山車を撮ったものです。どちらも本作のなかでは見所となる山出カメラマンの力作ですので、ぜひご覧ください。言葉的には「けりを付ける」や「銀ブラ」などは、きっと意外な由来に驚くと思います。
そんな見て楽しい、読んで楽しい40作になっています。
前作同様、写真と簡潔なコラムで構成しており、パラパラとめくるだけでも、日本語の魅力が発見できるかと思います。今作も評判がよければ、パート3も作ろうと意気込んでいますので、是非ともよろしくお願いいたします!